キリスト教科学の教義
1. 真を固く守る者として、わたしたちは聖書の霊感に満ちた言葉を、永遠の生命に導く十分な指針とします。
2. わたしたちは、唯一至上で無限の神を認め、敬愛します。また神の子、一つのキリスト;聖霊、すなわち神性の慰め手;また、人が神の映像であり、似姿であることを、認めます。
3. わたしたちは、神による罪の許しは、罪の破壊にあり、また悪を非実在として追い払う霊的理解にあることを、認めます。ただし罪の信念は、その信念が続くかぎり罰せられます。
4. わたしたちは、イエスの贖罪が、神性の効力ある愛の証拠であって、その愛が、道しるべであるキリスト・イエスを通して、人が神と一体であることを展開してゆくことを、認めます;また人は、キリストによって救われ、ガリラヤの予言者が、病人を癒し、罪と死を克服した時に実証した真理・生命・愛によって、救われることを、認めます。
5. わたしたちは、イエスの十字架上の受難と、彼の復活が、信仰を高めて、永遠の生命、すなわち魂・霊がすべてであり、物質が無であることを理解する助けとなったことを、認めます。
6. またわたしたちは、絶えず目覚めており、キリスト・イエスのうちにあった心が、わたしたちのうちにもあるようにと祈り、そして他人にして貰いたいことを他人にも行ない、また恵み深く、正しく、清くあるようにと、おごそかに誓いをたてます。
メリー・ベーカー・エディ著『科学と健康ー付聖書の鍵』、p. 497